この日は
塾の新年会でございました。
毎年来るメンバーは大体一緒、来たい人だけで来る細々としたものなんですが、今年はS*1が「ミキちゃん(仮名)呼んでいいですか?」と言い出した。
ミキちゃんといえば10年以上もう会ってないけど・・・。
「ミキちゃんね、この前飲みに行った時おにぃさん(俺のこと)に会いたがってたんすよ」
「(げ!)じゃぁ(呼ばなくて)いいんじゃないか?」
「いや、俺の今年の抱負は「謝って済むことなら断固やる」なんで」
俺の意見とはお構いなしに電話をかけるS。
プルルルル・・・プルルルル・・・
「あれ、出ないやー」電話を切るS。
心の中でガッツポーズする自分。
いや、ミキちゃんに会いたくないわけじゃないんですよ。
ただ「会いたがっていた」という部分が問題でして。
基本的に10年前の俺を知っている女の子にはあまり会いたくないんですね。男なら大歓迎なんですけど。
だってもう、もう、女の子の思い出が壊れていく顔を見るのはいやなんじゃぁぁぁ!(心の叫び)
こちらも生身の人間ですから凹むんだってマジで。
まぁそんなわけでミキちゃんはこないとホッとしたつかの間。
プルルルル!
「あぁ、ミキちゃん?」
「!」
「今塾にいるからさ、来いよ。うん、うん、来る? オッケー早く来いよー」
プチ
「おにぃさん、すぐに来るそうです」
「俺寝ていい?」
「ダメです」
「(とほほ)」
その後のことはあまり覚えていませんw
ミキちゃんはかる〜く眞鍋チックなかわいい女性になっていましたとさ。チャンチャン。