草なぎ剛の立派な謝罪と、ジャニーズ事務所のクソ馬鹿な対応について。
草なぎ君(草なぎ剛)が逮捕されたことはたいそうビックリした。あまりにビックリして定例メンバーにメールを送ってしまったくらいだ。決して稲垣メンバーではない。
で、しばらく様子を見たうえで感想なんだけれども、まぁやっちゃったねと。でも草なぎ君が酒好きなのは「ぷっすま」を見てれば誰にでもわかることだし、ある種ファンにとって見れば「あってもおかしくはない」くらいの事件だったと思う。
基本的に自分は「タレントが高い金をもらってるのは批判料もコミだ」と思ってる人間なので、この手の事件にはたいがい言いたいことをボロクソに書かせてもらうのだが、草なぎ君にたいしては全くそんな気にならないのはなんでなんだろう。
でも逆に言うと、これが草なぎ君が芸能界で積み上げてきたものなんだと思う。自分の草なぎ君に対する評価は(たぶん絶対どこかで書いてると思うんだけれども)「一般男性を演じさせたら日本一のアイドル」というもので、あそこまで普通なのは逆に財産だと思ってたくらい。謝罪会見もなんら(草なぎ君には)ツッコみたいところはなかった。「もう酒は飲みません!」とか言ってしまわなくてよかった、とほっと胸をなでおろしたくらいだ。
さてこっからだ。はぁぁぁ(深くため息)
草なぎ君以上に「やっちまった」のが二人いる(正確に言うと1人と一事務所)。
その1)
鳩山邦夫だよね。自分が野村監督なら「馬っ鹿じゃなかろかルンバ」を今ここで踊っているところだ。*1俺みたいな一般人じゃないんだから、テキトーに物言ってるとこうなるよ、という典型。悪いことは一切言ってないんだけど、草なぎ君にだけは言っちゃダメだったでしょ。
だからといって痛いジャニファンが「くさなぎくんはわるくない〜(プンプン)」って警察に抗議してるのはちっとも認めちゃいませんから。悪くなくはないの。アホ丸出し。こういう行為が逆に事件への一般人からの評価を下げてしまうことを知るべきだと思う。
その2)ジャニーズ事務所!!
奴らには今回もまたアッタマきた!!「謝罪会見を生中継するな?」「(肖像権があるから)写真をネットに上げるな?」どのツラ下げてぬかしとんじゃぁ!!(大爆発)
連中のこの対応が、逆に草なぎ君の心からの謝罪と復帰にケチをつけると何故思えないのか?
たとえ3分遅れでも(ほぼ)生中継したNHKには拍手を送りたい。そして相変わらずジャニーズに対して及び腰な民放各社には「けっ」と言っておきたい。
ジャニーズがNHKに猛抗議したそうだが、NHKは権力あんだから「だったらジャニタレを全部うちの局から引き上げろ」と言ってほしいくらいだ。BSかなんかでやってるらしい番組も全部終わらせるといい。
こんな事務所のバカヤロウな対応も、草なぎ君の謝罪が心からのものだと思えるからガマンできるけど、ホント、なにやらかしてくれてんだよと。
*1:意味のわからない方はwebで。
「婚カツ!」
昭和47年生まれの人間にとって、華の47年組を代表する存在といえば、たいがい「キムタク(木村拓哉)、中居くん(中居正広)、貴乃花(親方)」の3人である。同じく47年組の自分にとって、キムタクのドラマは見たいと思わないのだが*1、中居くんのドラマは見たい。それが婚活*2ものとなればなおさら興味をそそる。そんなわけで第一話を見てみることにした。
で、見た感想はなかなか面白い。結婚する気がさらさらない主人公が何故「婚カツ」をしなければならないのかもよくわかった。
しかし、見終わった時点では上戸彩は本当にこのドラマのヒロインなのか?と思った。りょうとか釈由美子の方が出番多かった気がするし。でも主題歌が「ウェディング・ベル」*3だったので、これを聞いてやはり上戸がヒロインなんだなぁと。妹的存在、なおかつ中居君の結婚話にびみょ〜にジェラってるあの感じだと、この曲の歌詞はきっと伏線ですよね。
そんなわけでシュガーの「ウェディング・ベル」を御紹介。
本当はシュガーに再録で歌ってほしかった。モーリが生きてればなぁ・・・(涙)。
よりによって「♪くたばっちまえ」って歌ってんのがモーリなのが切ない。
素敵なカミさん。
北野誠氏が芸能界引退の危機に瀕している。ラジオ番組において某タレントを大きく傷つける発言をした、というだけでそれ以上のことは何もわかっていない。何もわからないままあのクラスのタレントが葬られようとしている。いったいどれだけのことを言ったというのだろう。かえって気になって仕方がない。
で、このニュースを聞いて、私が最初に心配になった人がいる。私の一番大好きなラジオパーソナリティのあの人*1だ。気になって、バイトの休憩時間にラジオを聴いていた。
やはり奥さんに聞いたそうだ。「俺がラジオの発言で、全ての仕事を降りなきゃなんなくなったらどうする?」と。すると奥さんは複雑な心境を感じ取ってなのか、こう言ったそうだ。「あんた仕事辞めたい辞めたい、ってこれまでたくさん仕事減らしてきた*2んだから、いんじゃないの?」と。「でも肝心の(深夜)ラジオの仕事もなくなっちゃうんだぜ?」と聞いたら「そしたら、イギリスに行こう」と言い出したそうだ。「犬はどうすんだよ。飛行機乗ったら死んじゃうぜ?」「そしたらのんびり船旅で行こうよ。あんた英語覚えたいって言ってたし、私はイギリスの街を犬と散歩したりとかさ」。そのうち(伊集院さんいわく)奥さんはその想像がどんどん楽しくなってきちゃったらしく最後には「ねぇ、早くそうしようよ」という心境にまでいたったそうだ。
伊集院さんもそれだけの覚悟でいてくれるんなら、と今まで通りのスタンスで、得体の知れないものにおびえることなくこれからもやっていこうと思った、という話を語っていた。
考えれば考えるほど、非常に繊細な伊集院さんの心に対して、果たしてこれ以上の励まし方があるのだろうか、ってくらいの対応である。こんなとき無意味に「大丈夫よ」という言葉を使おうものなら、「何が大丈夫なんだよ(怒)」となってしまう。考えれば考えるほど奥さんの発言は深い。こんな女性がいたらすぐにでも結婚したい、とさえ思った。私が10年後に『深イイ話』に出た暁には必ずこの話をして、殴ってでも全員のレバーを『深イイ』に倒してまわろうと思う。
では果たして、どうやったら深イイ話に出演できるのだろうか。じっくり考えることとする。
*1:「Mr.Childrenの桜井和寿大先生も聞いている(笑)」深夜ラジオのカリスマこと伊集院光。ラジオだと人が変わったように毒舌となるし実名を出して批判する。
*2:昼のラジオと一時期やっていたコメンテーター系の仕事は昨春に全て降りてしまっている
止められないしんちゃん
日記のタイトルを読んで「なんだこれは」と思うかもしれない。これは韓国のクラウン製菓という会社が販売しているお菓子の名前である。モチーフはもちろんあの「クレヨンしんちゃん」である。
朝鮮日報によると、もともとこの会社は日本企業と契約して、このしんちゃんの菓子を販売したのだが、契約切れの際に更新をしなかったらしい。なら販売を終了すべきなのだが、クラウン製菓はこの「止められないしんちゃん」という名義をナント独自に商標登録申請中なのだという。もしこれが認められたら実にあきれた話である。
面白いのは契約が切れたところで、ロッテ製菓が日本企業と新たに契約し、この「止められないしんちゃん」名義の菓子を販売し始め、現在クラウンとロッテで訴訟中だという。*1笑える話だが、契約している以上ロッテが勝訴とならなければおかしな話である。そもそも著作権料をケチろうとしたクラウン製菓に問題がある、現時点ではそう受け取れる。
なんにしても、どちらの会社もきちんと最初は日本と契約はしたわけだから、中国とは雲泥の差である。中国は日本企業の登録申請を認めずに、堂々と中国企業にしんちゃんグッズをパクらせて、今も売らせているのだから。
*1:商品名が一緒というのはちとずるい気もする。クラウンが怒っているのはそこかもしれない