なんか

ラムズQBクリス・チャンドラー

無性にマントラン(The Manhattan Transfer)が聴きたくなってきた。
CDでもひっぱりだしてこよ。

Nothin' you can do about it!


深夜NFL「Week2 St.Louis at Atlanta」の再放送をBSで見る。
思った以上に今年のアトランタはディフェンスが強い。ディフェンス好きの私としてはおおいにうれしい。

私はどんなスポーツでもディフェンスを見るのが好きだ。
なぜかといえば、どんなスポーツでもオフェンスは点を取ったりすればほっておいても注目してくれる。ファンもバンバンつく。
ところがディフェンスは地味だ。特にフットボールというスポーツでは、一人の選手がオフェンスとディフェンスをかけもつことは原則的にない。そのためディフェンスはよっぽどの努力、サックやインターセプトでもしないと注目してもらえない。しかもそうやって頑張って全体的にディフェンスが強くなるとNFLは点が入るように入るようにディフェンスをルールで締め付ける。そういう迫害的なスタンスに立たされているから私はディフェンスを応援するのだ。

2Qの前半にディフェンスが立て続けに反則を食らって少しリズムを崩したが、同点に追いつかれてからは再びラッシュも効果的に機能するようになり、結局は4Q最初のエンドゾーン内でQBの手をはたきディフェンスがタッチダウンを上げたあのプレイが全てを決定付けたといえる。3Qまでの接戦がうそのような34VS17でのアトランタ快勝だった。

ただし気になる点はある。QBマイケル・ヴィックだ。
過去のランドール・カニンガムのように、ひとりで点が取れる黒人QBがチーム内の和を崩すことは多い。勝ってるときはいい。負けるとこの手の選手は他人のせいにして嫌われることが多いし、2Qの最後ツーミニッツにしても、確かにヴィックの個人技で短時間の間にフィールドゴールポジションまで進み3点をもぎ取ったのだが、あまりに切れすぎて逆に心配である。自分ひとりの実力であると勘違いしやすい。怪我が心配なのではない。それは仕方がない。怖いのはリーダーとしての資質、チームをまとめる能力が未知数だということ。しかも残念なことにヴィックには頭脳明晰とかリーダーシップ抜群とかそういう評価をあまり聞いたことがない。
コルツのQBペイトン・マニングのようなリーダーシップがヴィックにあれば文句なしなのだが・・・。それは求めすぎか。

今年のファルコンズは強そうだが、みずもの感が強いのもまた事実。まぁ何があってもアトランタファンを辞めるつもりなどないのだが。

それからラムズのバックアップQBにクリス・チャンドラーがいたのが懐かしかった。1998年アトランタのスーパー進出を果たしてくれた恩人QB、無事の現役生活を終えることを祈りたい。