Bowling for Columbine(ボウリング・フォー・コロンバイン)

マイケル・ムーアの映画ですな。
ケーブルテレビでやっていたのを途中から見ました。
意外にワタクシ、初のムーア映画でございます。

基本的に私は「永遠の中二病」と自覚しているので、こういう映画は受け売りになってものすごい共感するか、またこういう映画に対してもなんだかんだシニカルな態度を取るのかどっちかになるわけですが。

私は基本的に「自分が正しいと信じるとそれを押し付けてくる人間や番組が嫌い」。
特にテレビで、若造のレポーターがTVカメラをバックに偉そうに注意するコーナーが大嫌いなので*1、それになるのかなー、と思ってたら、いや意外とそうでもない。このくらいなら充分許容範囲。

例えば日本だと「この弾薬で人が死んでるんですよ!」とか感情的になるレポーター多いじゃないですか(こういうの見ると速攻でチャンネル変えます、いまいましい)。でもそういうのは一切なかったですからね。何で日本の番組ってこういう風に作れない物が多いんだろう。

そうそう、犯人が武器を購入したKマートに弾薬の取り扱いを中止させるために、コロンバイン事件の被害者の子を連れてKマート本部に乗り込むというシーンがありました。
が、俺はこういうのを見ていると、その弾薬の取り扱いがうんぬんというよりも、「こういう時にはやっぱ大マスコミを連れて行くと、急に企業ってコロッと対応変わるんだよなぁ」って、そっちの方ばっか考えちゃうんだよねぇ。大企業になればなるほどてきめんだよね。わかってはいるけど再確認。

*1:そんなに偉いんなら「カメラが回ってなくても」絶対にやれよ!と言いたくなる