紅白歌合戦

年明けにビデオで見ました。
まぁ思ったこととしては、愚痴を言うならこの仕事を受けるなみのもんた。という一言に尽きるんですが、それ以外には、Def Techにびっくりさせられました。

改めて見直してみたんだけどMicroはかなり早いタイミングで金銀扇子もって結構長い間指揮とってたんだね。カメラはそれを完全に俯瞰にして捉えないようにしてて、それはNHK側の意図的なものなのかどうかはわからないけど、宇宙をテーマにしたCGの意味も改めて見直してみたらすごい良くわかったような気がする。
ラストのMicroのメッセージ、「人生の師匠と、そして世界でNHKを見ている人たちに捧げます」というメッセージ。このセリフを聞いて、なぜ彼らが紅白に出ようと思ったのかわかった気がしました。

とかく決まった信仰を持つことに対して否定的なこの国において、Microはこの一年my wayでブレイクした反面、偏見やステレオタイプからの批判に苦しんだ部分もたくさんあったと思う。

ただなぜあの歌が多くの人の心を動かしたのだろう。なぜ彼らの歌詞が多くの人の心を捉えたのだろう。それは彼らの精神的支柱から発する言葉が人の心を動かしたから。ゆがんだ精神的支柱から出る言葉やメロディは決して人の心を動かさないはずだから。言葉が、メロディが、つまらない偏見やステレオタイプをふっとばしていく。


全て受け止めた上で、Microが発した勇気あるメッセージに感動した紅白でした。