nobu挙式。(part2)

さて式場に着くやいなやトイレに駆け込んで日向小次郎もびっくりのタイガーショットを放った後は何事もなかったように控え室へ。Keiやhyguは心なしかニヤニヤ。
nobuのご家族の方々と挨拶し、挙式までのんびり。



Kei,hyguと3人で会話。
「ちゃんとこなさなきゃなぁ」
「緊張するなぁ」

「まぁ挨拶とか歌は午後な訳だし、まだ緊張することはないんじゃないの?」
「それもそうっすよね」

そんな風に余裕ぶっこいてたわけですよ。
そんなぶっこいてるとどうなっても知らんぞ。
いや、どうなったかはすでに知ってるんだけれども。




それはさておき、教会で行われた式はとても厳粛なものでした。
nobuは緊張もしていたと思うんだけど、これからに向けての覚悟というか、決意というか、そういったオーラが彼をいっそう大きく見せていました。

賛美歌、牧師さんの説教、誓いの言葉、素晴らしい2人の絆。

みんなでバカみたいに、でも熱く授業やっていた時から12年。
今目の前に広がる光景に、時の流れを感じるとともに、大きな感動を覚えました。
ホントおめでとう!




式後は目の前のガーデンでウェルカムパーティ。
フラワーシャワー。友人たちでシャンパンをあけお祝い。

ご友人の方は4人ほど前にきてシャンパンを開けていただけませんか、という司会の方の声に、3人はほどなく決まったんですがなかなか最後の一人が決まらず、私は後ろの方で暖かく見まもっていたんですが、このときね、nobuが手招き。
「おにいさん!(来て!)」
本来、人前に出ることがもっとも苦手なワタクシ。人見知りランキングがあったら間違いなく世界ランカーなワタクシではありますが、ここは新郎直々の御指名ですしシャンパン開けるくらいならばぜひ、と前に出たわけです。


ああ、この時なぜnobuが私を呼んだか、その真意をこの時点でわかっていれば。



おめでとうございまーす!!とシャンパンの栓もあけられ私もホッと一息ついてまた後ろの方へ。


ここで司会の方のアナウンスが。


それでは、皆様で乾杯をしたいと思います。
乾杯の御発声は、新郎nobuさんの中学校時代の恩師であります・・・



え?
披露宴でじゃないの?



どどどどどどうしようですよ。完全に油断しきっていた&シャンパン開栓で軽く一仕事終えた感でいっぱいだったところですから動揺が半端じゃありません。
今だからいいましょう。このときワタクシは完全に自分を見失いました。




・・・只今御紹介を戴きましたToshiと申します。
nobuくん、ちぃさん、この度は誠におめでとうございます。
たいへん僭越ではございますが、御指名を頂戴いたしましたので、ここで乾杯の音頭をとらせていただきます。どうぞ皆様ご唱和ください。
新郎新婦の末長いお幸せと、御両家並びに御臨席になられました皆様方の御多幸・御繁栄をお祈り申し上げまして、乾杯!



まぁ、この位はさらっとこなす予定だったんですけどね。
実際は後で御両家御親族どころか御臨席の全ての皆様方に慰められる結果となり、これからしばらくどころか死ぬまでnobuくんに頭が上がりません。



私はここに宣言します。
将来、万が一だけれどももし俺の結婚式があるとしたら、nobuくん、君だけはその場において何をやってもいい。全部許します。


男性陣はいいんですよ、それでもみんな笑って許してくれたから。
二次会の時も司会のKくん(Keiではない)に突然スピーチをふられた結果(まぁあれは俺もちょっと想定すべきだったけど)グダグダトークかましてしまったんですが、あの時の女性陣の冷ややかな視線はホント恐かったです。完全にトラウマです。


ちなみに二次会ではDj-hyguが自ら機材を持ち込んで(あれ全部コレクションなんだからすごいよなぁ)BGMを担当し大層モテモテでした。
Keiは生涯あんなに緊張した姿を見たのは初めてでしたが披露宴でバチッとスピーチをきめ*1、さらには歌も大成功!二次会では定例旅行同様完璧な裏仕切りをやってのけました。みんな立派だよ。



でもnobuさ、ルックスは元からだけどそういうんじゃなくて、1人の男としてあの日のお前はホントカッコよかったぞ。間違いなくいい家庭を築くと、心から確信しています。



・・・あれ?もしかして、こういうこと言えば良かったのか?

*1:中学時代にhyguと共に約束してたことがあります。「お前の結婚式にはSAY YESを二人で歌う!」と。これで、我々は古い時代の約束を果たしました。今度はnobu君が、奥さんに結婚を申し込んだ時にしたであろう約束を、一生かかって果たしていってください!結婚おめでとうございます!! くーかっこいいのう