♪ふぁーんーた すーてぃぽぉ〜

最近頭の中をこの曲(トラジ・ハイジファンタスティポ」)がグルグルまわっています。
そんなこともあって、なぜこの歌が今スパークしているのはぼーっと考えていました。

思うに

① メロディーがキャッチーだから。
特にサビは非常に覚えやすいと思います。
そして売れるにはかなり重要な、曲のイントロのはいりが好きだという人も多いのではないでしょうか。


でもそれだけでオリコンの1位が取れるとは思えません。
むしろ私が押したいのはこちら。


② トラジ・ハイジTokio国分太一Kinki Kids堂本剛)のキャラクターと曲の(全体を通して笑える)振り付け。
人気のポイントはこっちにあると思います。
最近のジャニーズの中でも、どちらかといえばお笑い感性を鍛えているこの二人の起用を考えた製作側はうまかったと思います。


なによりも私が注目したのはCX「Hey!Hey!Hey!」での映像。
曲の後半でドーンと打ちあがった紙吹雪を、剛がずっと(狙った小粋さで)肩を払いながら歌い続ける、というもの。
この狙いっぷりが実にいい!
確かこの曲の振り付けは剛がやっていると国分くんがQRの「レコメン!」で言っていたような気がするんですが、振り付けにしろアドリヴにせよ、「格好よさ」と「笑い」の共存を狙うのは本当に難しいこと(後日詳述)で、米米club以来久しく見れなかったもののかけらが見れたことに私は大満足です。
ちなみに曲の序盤で国分くんが剛の周りを小刻みに走りながら見せるあの表情は、カールスモーキー石井ジェームス小野田が良く見せたコンビ芸(?)に通じるものがあります。


マツケンサンバ」、「ファンタスティポ」、この2曲のヒットに共通する部分は多く、今世間が求めているものは何か、その答えもこの2曲がすでに出している気が自分にはするのです。